【本】『読ませるブログ』で書く気になるかも
読ませるブログ (ベスト新書) | ||||
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内容(「BOOK」データベースより)
ブログは「簡単に自分を表現できるツール」として、短期間で世の中に広まった。ところが、ネットの世界にあふれているのは、日記レベルの「おもしろくないブログ」ばかり。一般人が芸能人のブログの真似をしたところで、読者を獲得できるはずはない。ブログを書くということは、世界中の顔も名前も知らない人々に、自分のメッセージを発信すること。一昔前なら、作家や芸術家しかできなかった体験を、一般人でもできるということなのだ。さらに、読み手を意識した情報発信は、文章力を筆頭に、思考力や観察力や表現力など、さまざまなスキルを高めていく。人に読ませる「おもしろいブログ」を書くことで、あなたの人生は変わっていく。
『文章を書き続けるとわかることだが、人を笑わせるのは、泣かせるよりも難しい。』
『ブログ』とタイトルにはあるけれど、文章の書き方マニュアルとしては物語等を書く時にも使えると思いました。
例文もしっかり載っててわかりやすい。
…でも、自分に当てはめて書こうと思うと難しいのは私の文章力不足のせいかもしれません。
特に印象に残ったのは
『文章を書き続けるとわかることだが、人を笑わせるのは、泣かせるよりも難しい。』
という一文。
まぁ…話しててもそうだよなぁと。
笑うのは『つきあい笑い』みたいにしてくれる人は多いけど、本心から笑ってくれている人は少ない。
けれど泣いてくれる人はつきあいではなく本心で泣いている。
最後の章に『よくある変換ミスの例』が載っているところに著者の親切心を感じました。
この変換ミスの例自体が著者が文章テクニックのひとつとして挙げている『あるあるネタ』の応用なのかしらと共感&感心。
著者のブログ『樋口裕一の筆不精作家のブログ』もあるので合わせてぜひ。